8日にちょっと走りに行きました
たぶんこの辺
というか本当に写真のセンスが絶望的…
もっと情緒があってキレイだったのに。
地図にあるようにこの先の桂木観音が第1目的地で、途中雰囲気の良い場所だと思って降りてみた。
たぶん2枚目の写真はハイキングコースなのだと思う。
きっと徒歩でいく道もキレイだろうなぁ。
さて、なぜここにいるのかですが、
今回のお一人様ツーリングのテーマは、ある方(Guzzi乗りのブロガーさん)が先日行ってらしたところに行ってみたいなぁと思っていたところタイミングが来たから。
要するにパクり。
埼玉方面には詳しくなく、行った回数も数える程で、つまりは埼玉初心者の吾が輩。
なら行ってみんべ(これは私の地元の言い方)、という企画です。
第1目的地は桂木観音
駐車場と御手洗いがあります。
見晴らし最高
って写ってない。はい、まだ朝で霞がかってるし逆光だし。あんましキレイに撮れなかった。
この見晴台兼駐車場を振り返るとお宮に向かう階段
階段を上がると右手に鐘、久しぶりに見た
境内から振り返る
も少し引いて撮れ
向かって左手
何故か左手にブランコ
へたくそめ
7時前の境内は朝日が差し込んで、誰もいない静かすぎる空間に、心地よい間とバリエーション豊かな鴬の囀りだけが響いていて、普段人間が生み出す音しか聞いていないのだと気付きました。
御手洗いによって、お次は顔振峠は平九郎茶屋へ
と、途中走ってたら、立派な大木が現れて思わず停車。
全国チェーン熊野神社だそうです。私の地元にも当然あります。全国で4000社とかあるらしい。
ガスト、サイゼリア、ジョイフル、ココス、デニーズを全店足しても勝てません。
やるな熊野神社。
いったいいつからここに立っているのでしょうか
1人では半分も手を回せないくらいの太さでした。
さて行こうかと道の向かいを見ると何やらのぼり旗が。「渋沢平九郎の墓」と
あらま、ここだったのね。
大河でもイケメンが売りみたいに描かれてるけど、たしかにね。
モテただろうに
一番奥の高い所に墓石がありました。
墓石を撮影するのは気が引けたので撮ってませんが皆さんに世話されているのがわかるお墓でした。
拙者、縁もゆかりも御座いませぬが、これも何かの廻り合わせと、手を合わせて参りました。
…最後は悲しい結末なんだよなぁ。
はい到着
まだ開店前のようです
手間のコンクリが駐車場兼見晴台になってます(2度目笑)
よい眺めでした
平九郎茶屋があるのが顔振峠。つまり峠の茶屋ってやつですね。
かの武蔵坊弁慶がここを通りかかった折、あまりの眺望の良さに思わず振り返ったというのが由来と書いてありました。
意地の悪い吾が輩は、「弁慶でなくとも古来より人の往来があった峠であろうに、誰もが振り返って顔を向けるだろうさ、だから顔振峠(かあぶりとおげ)なんじゃ?」とか思ってみたり。
まぁ由来は根拠だし箔がつくもんね。あったほうがいい。
さて、こちらも早々にお暇しまして、次の目的地は奥多摩周遊道路と決めてました。
こちらは愛車購入以来もう何度も行っているお気に入りスポット。
さて平九郎茶屋から奥多摩へはと、
おや、まぁまぁ遠いぜ。
この時8時半くらい。いつも通り昼には帰ろうと考えていたし、加えて何某かの貢ぎ物を妻に用意しなくてはならない使命もあり、周遊道路からの帰路を考えるとあまり寄れる所も少ない。
と、秩父の温泉が近いことに気が付いて予定変更。
なんだすぐつくじゃん。あっでもそうなると温泉10時開店だからちょっと時間余ってしまいますなぁ。
こっちの道クネクネしてるし、峠道っぽいし、かつて顔振峠を過ぎて旅人が進んだ道をこのまま行ってみよう。
舗装されてるみたいだし、地図も少し太めの線だし大丈夫でしょ。
…この時私はまだ知らなかった。
この道の先に待ち受ける絶叫と絶景を。
意気揚々と走っているとなんだか違和感を感じ始めてきました。
あれっ?道なんか細くなっていってないか?
しかも徐々に舗装が悪く、しかもメンテナンスされてない様子がハンドルから犇々と伝わってくる。あらっ!?ヤバくない?
舗装路の状態は更に悪くなって行くばかり。中央がヒビ割れて外側に向かって傾斜してる。
ましな道になったかと思ったら拳くらいの石落ちてる。
ガードレールは思い出したかのようにたまにあるだけ。
場所によっては即崖。
写真はありません。そんな余裕無し。
左側が崖、ガードレールなし、そんな右カーブでもしタイミング悪く対向車が来たら絶対すれ違えないよね?なんてとこもあり、ビビりまくってました。
幸い?この区間誰ともすれ違わなかった。ロードレース的サイクリング2人を追い越したのみ。それ以外誰も見てない。
いや、今まで走った道で一番恐かった。
でもね素晴らしく綺麗なんですよ、木漏れ日も新緑のアーチも清々しく、山の中にいるんだと実感出来て気持ちがいい。
一枚だけありました
ただそんな美しい緑に気をとられたらあっという間に崖から落ちそう…
恐怖と感動が交錯する道。
あとから調べたらちゃんとした名前あったよ
“奥武蔵グリーンライン(おくむさしグリーンライン)は、埼玉県入間郡毛呂山町から秩父市に至る林道の愛称である。奥武蔵の林道ドライブコースやサイクリングロードとして人気がある。” by Wikipedia だそうです。
しかしよくよく後から考えてみれば、初めての道で所々恐かったことが増幅してなんだか恐怖体験と大袈裟にインプットされてるだけなんじゃないかとも考えられる。
かといって、もう一度通りたいかと言われれば迷わずNOなんですけど笑
まぁそれもこれも楽しい体験でした。
さて、ゆっくり走ったので約1時間かけて目的の温泉へ。
開館10分前
林道で疲れた神経をほぐしてきました。
今回が2回目の訪問ですが、施設はなかなか大きくて宿泊も出来るようです。お風呂は良い意味でこじんまりした感じ。
地元のおじいがなにやら話してるのが耳に入って、~だにぃを連発しててちょっと感動。
大河と同じだぁ
お風呂の方はさっと出て貢ぎ物を買いにここからすぐの道の駅に向かいます。
前回も同じように道の駅によって買って帰った味噌が大変美味しかったので再度購入。
今回は味噌が旨いなら醤油も旨いはず、とお醤油も買ってみました。
で、ミッションも完了したのであとは高速使って帰宅。ナビでは2時間弱となってましたが、所要時間1時間20分で家につきました。
約7時間、230kmのツーリング(意外と距離いってないなぁ)。楽しかった。おわり。