日曜の朝、4時半に起きて奥多摩行ってきました。久しぶり。
出発は5時
スタンドで空気圧チェック
今回は2日間程前から決めてました。
なぜなら必ず晴れるという確信があったから。
梅雨明けの始め1週間はだいたい晴れるもんです。
いつも通り往路は下道。20号を西へ。
朝日が後ろから押してくれてなんとも気持ちが良い。
流石に日曜5時台の都内はガラガラで走りやすく気温もTシャツに長袖1枚でちょうどいい感じ。
まさに日和だ。
ところで、なぜいつも行きは下道を使うのかですが、個人的に町並みや景色を見ながら走るのが好きだからです。
なんなら帰りも下道でいいのですが、帰りが遅いと妻の機嫌も比例して悪くなるので仕方ない。というのと早朝にでる事を常にしている者として、帰りの混雑が嫌なのもあります。
さて、ガラガラの下道を快調に飛ばしてあっという間に奥多摩到着。
7時過ぎ
2時間と少し。
途中トイレと一服でコンビニに1度。
かなり早い
この橋先がほとんど行き止まりみたいなんでUターンしようとしてたら何やらおじいさんから話しかけられました
「この先行くの?」
「いや、Uターンしようと思って」
「ちょっと行ったとこで、熊出てるから気を付けて」「鹿がやられてるから」
「あら」
よく見たらおじいさん背中に長い筒背負ってる。
「わかりました、すぐ引き上げます」
熊に鹿。
山なんだから当たり前だが、所謂地元の猟友会の人って初めて会いました。
あんな大きな鉄砲も初めて見た。
山と動物と人間。
私はたまに訪れるだけですが、それでも山々の大きさを目の当たりにすると月並みですが人間の小ささを思い知ります。
それを感じるために走りに来ているとも言えなくもない。
登る根性のない私でもこうして身をおいていると遠い祖先の感覚が自分にもあるのだと認識出来るような気がします。
さてさて、奥多摩周遊道路を一応目指して来たのですが開通は8時。だというのにバイク乗りは同じ脳みそのようで東京方面からも山梨方面からもぞくぞくと集まって来ます。
この時期の周遊道路は正にバイカーホイホイ。
どうしようかと迷っているとこんなとこ見つけました。
これだったようで
まぁ暇なんで渡ってみることに。
グラグラするぅ
振り返る
特に先に何かある訳ではないがなんか道は見える。何があるんだろう、という冒険心に駆られるが先程のおじいさんが言ってた場所からほど近いこともあり止めました。
戻ってさて行くかと思っているとさっきよりバイク増えてる。
これじゃせっかく周遊道路来たのに渋滞は目に見えている。しかも台数が多いとあの道は楽しくないし危ない。
で、諦めて逆方向へ行くことにしました。
この先の小菅という所に温泉施設があり何度か行っていますが更に先には行ったことが無かったのでチャレンジすることに。
大菩薩ラインなる道を西へ。
初めての道、楽しい。対向車にはバイクがかなり多いですがこちらに向かうのは私だけか、というくらい。
途中気がついたら後ろにツーリング団体が。
あっという間に抜かれました笑
7台くらいかな。皆さん速いバイクですがSSはいなかった。
走り慣れているんでしょうけど、まぁ上手いこと。
ちょっと勉強させてもらいたくて追いかけてみましたが多分1Kmもついて行けなかった泣
ペースが速いのに皆さんキッチリ同じような走りで無理をしている感じも無く、すーっパッって曲がっていく。
あんな風に乗れたら楽しいだろなぁ。
途中峠付近を通過する際に茶屋みたいな所で休憩なさってるのをチラッとみたら皆さん結構先輩みたいでした。
80年代を知る手練なんだなぁなんて羨望の眼差しだったかも。
茶屋を少し行ったとこで富士山どーん。
夏の富士もまた美しい。
と余裕で写真撮ったりしてましたが、この先の下りが私のような下手クソにはレベル高すぎ。
なにせ勾配が急なのにRもキツい。
ぐるぐるしてる笑
この先も甲州市に出るまでまぁ急な下り。
これは上級者向けのツーリング道路でした。
楽しかったけど。
眼下に見えるは甲州市
走りながらパッと現れる景色は格別。
ナビ無しで走っているのは次の景色も道も予想が出来ないので感動や驚きが都度訪れるから。
更に進むとフルーツラインなる道路が。
その名の通り果樹園や併設された直売所が両側に沢山ありました。
私あまり果物に興味がないのですがきっと採れたては美味しいのでしょう。
市街地に下りようかとも思ったのですが看板に20号の文字が。
あっそうか、甲州街道ってここの名前だ!なんて今更気が付き、街道好きとしてはここを新宿内藤宿へ下道で江戸の旅人よろしく走って帰ろうと思い立ちちょっと早いですが帰路につくことにしました。
街道沿いをひとまず八王子を目指してひた走ります。
大月、上野原、相模湖、高雄と来たところであまりの暑さにギブ。
高速に乗ってしまいました。
帰宅10時半。
約250Kmのプチツーでした。
家に帰ってブーブー言ってる妻を宥め賺して仮眠して4時半頃から千秋楽見てました。
いや、昨日の立会いといい、今日のかち上げといい、白鵬関、その勝ちへの執念には恐れ入りやの鬼子母神ってなもんだが、
なんだかなぁ…
素直に祝福できんのよ。
そりゃ6場所休んで帰った場所で全勝優勝ってすごいことなんだけど。
たぇしたもんだよ蛙のしょんべん、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし
てなもんだ。
だけどねぇ...これで優勝インタビューで引退でも宣言してたら皆の見る目も変わったろうに。
こんな事言えた義理ではないのは十分分かっているのだけれど、つくづく、なんだか可哀そうな御人だ。きっと孤独の中で勝ち進むうちに何かが欠けてしまったのだろうか...
力士は引退してからの人生の方が長いのに。
私は彼の普段の優しい表情が好きだ。きっと良い奴なんだと思っている。誰か彼を勝利という沼から救いあげてほしい。
そして照ノ富士関、横綱昇進おめでとう。めげず、腐らず良くぞここまで…涙
序二段に落ちた時誰もが、本人でさえ諦めたはずだ。それでも再び奮起して戻って来た。
今場所の真の勝者は君だ。
来場所こそ白鵬関を破っての優勝期待している。
彼は良い師匠に出会えたことが何より白鵬関より惠まれている。そんな気がしてならない。
あっついでっちゃ何だけど石浦関、勝ち越しおめでとう。応援してるぞ。
相撲の話長いな。まだ言いたいこといっぱいある。
またどこかで。
あっ題名の話してないや
前日妻に、明日は早くに出ると言ったら「どこ行くん?」て聞かれたので奥多摩と答えると「どしゃやで、どしゃや、ムムム」(先日の熱海の土砂崩れのニュース見てから山は土砂崩れがおきるから怖いという流れで)と言ってきた。
「ここ数日晴れてるし大丈夫」「どしゃ」「いや熱海行かないし」「崩れるで」「大丈夫だよ」「知らんで」「はいはい」
といういつもの行ってほしくないので呪いを掛けるシリーズなので気にもしてなかったが相撲を見終わったあたりで、
「これみてみ」と携帯のニュースを見せてきた。
〜本日午後奥多摩で土砂崩れ、バイクの男性が転倒してケガ〜
という内容
「いや奥多摩ったって広いよ、山の中じゃないの?」
「ここやで」
マジか
通りましたよ確かに
ってかいつも必ず通る道だよ。
あらららら
確率的にあり得ないとは思えど、今朝走った道がこうなるとは…
「だからゆーたやんか」今年イチのドヤ顔
こうゆうのを鬼の首とったような顔、と言うのでしょう。
しばらくは通行止めでしょう。
死人が出ずよかった。
もし渋滞なんかしていて止まってたらあっさり流されてる。
あぁ恐ろしや。
次回はどこにいきましょか。