Moto Guzzi V7Ⅲ carbonと行く

MotoGuzzi V7Ⅲ carbon に乗ってのあれこれとカスタム情報などを書いています

キセキ

いや久方ぶりで

更新どころか他の方のブログも見れず。

予想はしてたが職場が変わり全く時間を作れなかった。


f:id:Coccinella2019:20210930234820j:image

最近の写真さがしたらこれしかない

2ヶ月くらい前洗車したときのやつ

毎日乗ってるんで、走行距離も24000kmまで来てしまった。

メンテナンス出したいが時間が(涙)

 

今回は端的に...


f:id:Coccinella2019:20210930235140j:image

ぱっと見信号待ちのメーター越し風景、いや何の画像かかわからないですが、

メーターの縁


f:id:Coccinella2019:20210930235552j:image


f:id:Coccinella2019:20210930235702j:image!!!

キセキ!

吾輩のヒメアカホシ号に

ヒメアカホシてんとう虫が!

 

ここ数年で1番嬉しかったかも。

 

交差点で信号待ち、ふとメーター見たら虫が、ハエか?払おうとしたら

うっわ!

止まってよくよくみたらヒメアカホシ!

 

しばらくダンデム(笑)


f:id:Coccinella2019:20211001000251j:image

10分ほど乗ってくれました。

 

ありがとう。

 

良い日だ。

おわり。

 

いやぁ危なかったぁ

日曜の朝、4時半に起きて奥多摩行ってきました。久しぶり。

f:id:Coccinella2019:20210719034139j:image出発は5時


f:id:Coccinella2019:20210719034217j:imageスタンドで空気圧チェック

今回は2日間程前から決めてました。

なぜなら必ず晴れるという確信があったから。

梅雨明けの始め1週間はだいたい晴れるもんです。

いつも通り往路は下道。20号を西へ。

朝日が後ろから押してくれてなんとも気持ちが良い。

流石に日曜5時台の都内はガラガラで走りやすく気温もTシャツに長袖1枚でちょうどいい感じ。

まさに日和だ。

f:id:Coccinella2019:20210719040021j:image奥多摩街道

ところで、なぜいつも行きは下道を使うのかですが、個人的に町並みや景色を見ながら走るのが好きだからです。

なんなら帰りも下道でいいのですが、帰りが遅いと妻の機嫌も比例して悪くなるので仕方ない。というのと早朝にでる事を常にしている者として、帰りの混雑が嫌なのもあります。

さて、ガラガラの下道を快調に飛ばしてあっという間に奥多摩到着。


f:id:Coccinella2019:20210719041600j:image
f:id:Coccinella2019:20210719042808j:image
7時過ぎ

2時間と少し。

途中トイレと一服でコンビニに1度。

かなり早い

f:id:Coccinella2019:20210719042850j:image

この橋先がほとんど行き止まりみたいなんでUターンしようとしてたら何やらおじいさんから話しかけられました

「この先行くの?」

「いや、Uターンしようと思って」

「ちょっと行ったとこで、熊出てるから気を付けて」「鹿がやられてるから」

「あら」

よく見たらおじいさん背中に長い筒背負ってる。

「わかりました、すぐ引き上げます」

 

熊に鹿。

山なんだから当たり前だが、所謂地元の猟友会の人って初めて会いました。

あんな大きな鉄砲も初めて見た。

 

山と動物と人間。

私はたまに訪れるだけですが、それでも山々の大きさを目の当たりにすると月並みですが人間の小ささを思い知ります。

 

それを感じるために走りに来ているとも言えなくもない。

登る根性のない私でもこうして身をおいていると遠い祖先の感覚が自分にもあるのだと認識出来るような気がします。

 

さてさて、奥多摩周遊道路を一応目指して来たのですが開通は8時。だというのにバイク乗りは同じ脳みそのようで東京方面からも山梨方面からもぞくぞくと集まって来ます。

この時期の周遊道路は正にバイカーホイホイ。

どうしようかと迷っているとこんなとこ見つけました。


f:id:Coccinella2019:20210719043106j:image
f:id:Coccinella2019:20210719043236j:imageこれだったようで

まぁ暇なんで渡ってみることに。


f:id:Coccinella2019:20210719043412j:image
f:id:Coccinella2019:20210719043434j:image
f:id:Coccinella2019:20210719043453j:imageグラグラするぅ
f:id:Coccinella2019:20210719043539j:image振り返る

f:id:Coccinella2019:20210719043620j:image

特に先に何かある訳ではないがなんか道は見える。何があるんだろう、という冒険心に駆られるが先程のおじいさんが言ってた場所からほど近いこともあり止めました。

戻ってさて行くかと思っているとさっきよりバイク増えてる。

これじゃせっかく周遊道路来たのに渋滞は目に見えている。しかも台数が多いとあの道は楽しくないし危ない。

で、諦めて逆方向へ行くことにしました。

この先の小菅という所に温泉施設があり何度か行っていますが更に先には行ったことが無かったのでチャレンジすることに。

大菩薩ラインなる道を西へ。


初めての道、楽しい。対向車にはバイクがかなり多いですがこちらに向かうのは私だけか、というくらい。

途中気がついたら後ろにツーリング団体が。

あっという間に抜かれました笑

7台くらいかな。皆さん速いバイクですがSSはいなかった。

走り慣れているんでしょうけど、まぁ上手いこと。

ちょっと勉強させてもらいたくて追いかけてみましたが多分1Kmもついて行けなかった泣

 

ペースが速いのに皆さんキッチリ同じような走りで無理をしている感じも無く、すーっパッって曲がっていく。

あんな風に乗れたら楽しいだろなぁ。

途中峠付近を通過する際に茶屋みたいな所で休憩なさってるのをチラッとみたら皆さん結構先輩みたいでした。

80年代を知る手練なんだなぁなんて羨望の眼差しだったかも。


f:id:Coccinella2019:20210719052723j:image

茶屋を少し行ったとこで富士山どーん。

夏の富士もまた美しい。

 

と余裕で写真撮ったりしてましたが、この先の下りが私のような下手クソにはレベル高すぎ。

なにせ勾配が急なのにRもキツい。


f:id:Coccinella2019:20210719053452j:image

ぐるぐるしてる笑

この先も甲州市に出るまでまぁ急な下り。

これは上級者向けのツーリング道路でした。

楽しかったけど。


f:id:Coccinella2019:20210719053712j:image眼下に見えるは甲州市

走りながらパッと現れる景色は格別。

ナビ無しで走っているのは次の景色も道も予想が出来ないので感動や驚きが都度訪れるから。


f:id:Coccinella2019:20210719054033j:image

更に進むとフルーツラインなる道路が。

その名の通り果樹園や併設された直売所が両側に沢山ありました。

私あまり果物に興味がないのですがきっと採れたては美味しいのでしょう。

市街地に下りようかとも思ったのですが看板に20号の文字が。

あっそうか、甲州街道ってここの名前だ!なんて今更気が付き、街道好きとしてはここを新宿内藤宿へ下道で江戸の旅人よろしく走って帰ろうと思い立ちちょっと早いですが帰路につくことにしました。

街道沿いをひとまず八王子を目指してひた走ります。

大月、上野原、相模湖、高雄と来たところであまりの暑さにギブ。

高速に乗ってしまいました。

帰宅10時半。

約250Kmのプチツーでした。

 

家に帰ってブーブー言ってる妻を宥め賺して仮眠して4時半頃から千秋楽見てました。

いや、昨日の立会いといい、今日のかち上げといい、白鵬関、その勝ちへの執念には恐れ入りやの鬼子母神ってなもんだが、

なんだかなぁ…

素直に祝福できんのよ。

そりゃ6場所休んで帰った場所で全勝優勝ってすごいことなんだけど。

たぇしたもんだよ蛙のしょんべん、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし

てなもんだ。

 

だけどねぇ...これで優勝インタビューで引退でも宣言してたら皆の見る目も変わったろうに。

こんな事言えた義理ではないのは十分分かっているのだけれど、つくづく、なんだか可哀そうな御人だ。きっと孤独の中で勝ち進むうちに何かが欠けてしまったのだろうか...

力士は引退してからの人生の方が長いのに。

私は彼の普段の優しい表情が好きだ。きっと良い奴なんだと思っている。誰か彼を勝利という沼から救いあげてほしい。

 

そして照ノ富士関、横綱昇進おめでとう。めげず、腐らず良くぞここまで…涙

序二段に落ちた時誰もが、本人でさえ諦めたはずだ。それでも再び奮起して戻って来た。

今場所の真の勝者は君だ。

来場所こそ白鵬関を破っての優勝期待している。

彼は良い師匠に出会えたことが何より白鵬関より惠まれている。そんな気がしてならない。

あっついでっちゃ何だけど石浦関、勝ち越しおめでとう。応援してるぞ。

相撲の話長いな。まだ言いたいこといっぱいある。

またどこかで。

 

あっ題名の話してないや

前日妻に、明日は早くに出ると言ったら「どこ行くん?」て聞かれたので奥多摩と答えると「どしゃやで、どしゃや、ムムム」(先日の熱海の土砂崩れのニュース見てから山は土砂崩れがおきるから怖いという流れで)と言ってきた。

「ここ数日晴れてるし大丈夫」「どしゃ」「いや熱海行かないし」「崩れるで」「大丈夫だよ」「知らんで」「はいはい」

といういつもの行ってほしくないので呪いを掛けるシリーズなので気にもしてなかったが相撲を見終わったあたりで、

「これみてみ」と携帯のニュースを見せてきた。

〜本日午後奥多摩で土砂崩れ、バイクの男性が転倒してケガ〜

という内容

「いや奥多摩ったって広いよ、山の中じゃないの?」

「ここやで」


f:id:Coccinella2019:20210719063815j:image
f:id:Coccinella2019:20210719063831j:image
マジか

通りましたよ確かに

ってかいつも必ず通る道だよ。


f:id:Coccinella2019:20210719064027j:imageあらららら

 

確率的にあり得ないとは思えど、今朝走った道がこうなるとは…

「だからゆーたやんか」今年イチのドヤ顔

こうゆうのを鬼の首とったような顔、と言うのでしょう。

 

しばらくは通行止めでしょう。

死人が出ずよかった。

もし渋滞なんかしていて止まってたらあっさり流されてる。

あぁ恐ろしや。

 

次回はどこにいきましょか。

メンテナンス その2

あっという間に7月も半ば

年齢を重ねるごとに体感的時間経過の速さは増していくばかり。

人類共通の感覚なのはなぜなんだろう?

単純に新しい経験が減っていくからなのか?はたまた脳内の情報処理システムの効率が上がることで随時思考することをから逃避しエネルギーを使わないようにするため?

或いはこの加速度的体感スピードを自覚すればやがて死にゆく運命を受け入れなければならないと認知して今という時間を大切に出来るようになるとか?…いやいや ないな。

きっと歳をとるとはそーゆーものなんでしょーよ笑

 

はい、本題。メンテナンスその2

洗車について以前チラッと書いたかのような記憶はあれど、そんなに詳しくはやってなかったし、自分なりのパターンも出来てきたので。


f:id:Coccinella2019:20210717051831j:image
f:id:Coccinella2019:20210717051849j:image
f:id:Coccinella2019:20210717051911j:image

キレイかどうかわかりずらいですが…

21,000km走ってこの様子なら上出来じゃないでしょうか?

 

他人様にとっちゃどーでもいい話でしょうけど笑

 

そりゃよーーく見ると傷ってる所だってありますが、まぁキレイ乗ってる方だと自負しております。

 

ご存知オートバイという乗り物は何せ汚れます。雨、ホコリ、黄砂、花粉、泥ハネ、排気ガスのカーボン汚れ等

クルマだって同じ環境で走ってるので汚れますが、こちらは外気に晒されてる部分の形状が複雑極まりない。要するにスカスカ。

となると汚れた所をキレイにするのがかなり手間です。しかしあまりに放置すると余計落としづらくなる。まるで腹の贅肉のようだ。

まだ購入前に散々バイクについて調べている折、洗車についても諸先輩方のご意見を拝見した。総じて言える真理はひとつ。

「汚れたら拭く、こまめに拭く。以上」

そりゃそうだよね笑

でもこまめにってとこがミソ。

人間というものは怠惰と惰性で出来ており、余程の覚悟と意志がないと面倒なことは、やがてやらなくなるものなんです。吾輩だけというご指摘は受付けかねます。

ですから、ちょっと気を抜いてたらすーぐ汚れてしまうのです。

特にリアタイヤのホイールはすぐ汚れてしまいます。多分排気が関係してるんだと思うけど拭いても拭いてもすぐ汚れる。

 

今停めている自宅の駐車場はなんとか雨は防げるので良いのですが、風は吹き抜けるし、やっぱり外だし、朝日は当たるしでまぁ中の上という保管環境。

専用バイク用ガレージなんて夢のまた夢で見るか見れないかの距離にあるので今は堪えましょう。

まぁ結局は当人の性格が多分に影響するんでしょうけど。

ワタクシ本来極度の面倒くさがり屋でして、出来ることならこの世の面倒な事象からは全力で逃避したいダメな大人です。

しかし、こと愛車に関してだけは購入前よりただならぬ気合いと根性で臨んでおり、洗車についても然り。

納車前にはバイクカバーはもちろんのこと、洗車用ホース、バイク専用洗剤、スポンジ類3種、手袋、拭取り用吸水タオル、556、スーパータイヤコート、パーツクリーナー、ラバープロテクタント、シリコンスプレー、バリアスコート、真鍮ブラシにPVCナイロン製ブラシなどメンテナンスに必要と思われるものは購入済みという鼻息の荒さ。

まぁ結局1番役に立ってるのはバリアスコートなんですけど笑

で、現在まで多少の誤差と程度はあれど週に1度は何らかの拭き取り掃除を続けております。通勤以外で何処かに出かけた翌朝には必ずホイール、マフラー、ハンドル周り、タンク、シート、フェンダー、ライト、ナンバーなどは水拭き。1、2ヶ月に1度は洗剤を使っての洗車と拭き上げ、バリアスコート塗布。

気になる汚れがあればサッと拭ける用の布を常に持参しているという神経質さ。

妻によく言われます

「家のことはなーんにもしないのにおぶん(妻の造語で私のバイクの名称、ぶーんと走るから)だけはキレイにするのねー半笑」

と嫌味程度の時はいいのですが、

「そんなマメに掃除できんねやったら窓のひとつも拭けや怒」の時は何かしないと矢場い。

 

とまぁ妻の嫌味と怒りをかいくぐりながらなんとかキレイに保っております

 

洗車や拭き上げをすると自然と普段見えない細かい部分にフォーカスするのでちょっとした傷や部品の状態などの変化や劣化に気が付けるという利点があります。

いつまで集中力がつづくか分かりませんがこれからも頑張ります!


f:id:Coccinella2019:20210717052413j:image

やっとこさ夏が来たかな

 

次は奥多摩だ。

 

メンテナンス

f:id:Coccinella2019:20210621220227j:image

車体右側面のクラッチワイヤー(純正)なんですが


f:id:Coccinella2019:20210621220336j:image
f:id:Coccinella2019:20210621220351j:image

変わりました。…地味!

 

最近クラッチが重くなってきているのと、なんかキレ?が悪くなっておりました。

恐らくワイヤー自体が伸びてきてしまっているようで、クラッチ手元の調整部分も限界まで伸ばしきっていて打つ手がない状態。

そもそも純正ハンドルからセパハンに替えたことでワイヤーが余りぎみだったし無理な曲げ方も一因かと思われます。

で、V7Racerに標準装備されているワイヤーに交換と相成りましてございます。

数センチだと思いますが標準より短くなっており、さらに2020年式から採用になっていた2箇所での調整が可能になり、許容範囲が広がりました。

 

ついでにオイル交換時期だったのと、オド20000km越ということで、シャフトオイル、ギアオイルも交換。

全部で4万越、泣

でも、これで血液サラサラの健康体になったことでしょう。(自分の体に4万かけたこと無いよ)

 

先日仕事で筑波に行くことになり、約束の時間まで空いてしまったので、近くで温泉などないかと調べると幾つか候補が出てきまして、なんとなく↓にしました。

https://www.yurakirari.com/kirari/tsukuba/


f:id:Coccinella2019:20210623203250j:image

きれいで広々していてとても良かったです。

相変わらず雑い感想…

 

それより、千葉から茨城に入るととにかく田んぼが多くなり青々とした稲の絨毯がどこまでも続く牧歌的風景と田んぼ特有の香りを堪能出来、大変気持ち良く走れました。

行きは下道で2時間程。帰りは高速で1時間と少し。

メンテナンスした甲斐もあってエンジンもクラッチも気持ち良く動いてくれました。

 

…なんだか味の無い玉子焼きみたいな話で失礼

 

次回はどこへいこかしら

 

パクりツーリング

8日にちょっと走りに行きましたf:id:Coccinella2019:20210610193247j:image
f:id:Coccinella2019:20210610193647j:image

f:id:Coccinella2019:20210610193202j:imageたぶんこの辺


f:id:Coccinella2019:20210610193433j:image

というか本当に写真のセンスが絶望的…

もっと情緒があってキレイだったのに。

 

地図にあるようにこの先の桂木観音が第1目的地で、途中雰囲気の良い場所だと思って降りてみた。

たぶん2枚目の写真はハイキングコースなのだと思う。

きっと徒歩でいく道もキレイだろうなぁ。

さて、なぜここにいるのかですが、

今回のお一人様ツーリングのテーマは、ある方(Guzzi乗りのブロガーさん)が先日行ってらしたところに行ってみたいなぁと思っていたところタイミングが来たから。

要するにパクり。

 

埼玉方面には詳しくなく、行った回数も数える程で、つまりは埼玉初心者の吾が輩。

なら行ってみんべ(これは私の地元の言い方)、という企画です。

 

第1目的地は桂木観音


f:id:Coccinella2019:20210610195009j:image駐車場と御手洗いがあります。

見晴らし最高

って写ってない。はい、まだ朝で霞がかってるし逆光だし。あんましキレイに撮れなかった。

この見晴台兼駐車場を振り返るとf:id:Coccinella2019:20210610201531j:imageお宮に向かう階段
f:id:Coccinella2019:20210610202110j:image階段を上がると右手にf:id:Coccinella2019:20210610201606j:image鐘、久しぶりに見た


f:id:Coccinella2019:20210610202144j:image境内から振り返る


f:id:Coccinella2019:20210610202221j:imageも少し引いて撮れ


f:id:Coccinella2019:20210610202253j:image向かって左手


f:id:Coccinella2019:20210610202350j:image何故か左手にブランコ


f:id:Coccinella2019:20210610202253j:imageへたくそめ

7時前の境内は朝日が差し込んで、誰もいない静かすぎる空間に、心地よい間とバリエーション豊かな鴬の囀りだけが響いていて、普段人間が生み出す音しか聞いていないのだと気付きました。

御手洗いによって、お次は顔振峠は平九郎茶屋へ

f:id:Coccinella2019:20210610231133j:image

と、途中走ってたら、立派な大木が現れて思わず停車。

全国チェーン熊野神社だそうです。私の地元にも当然あります。全国で4000社とかあるらしい。

ガスト、サイゼリア、ジョイフル、ココス、デニーズを全店足しても勝てません。

やるな熊野神社


f:id:Coccinella2019:20210610232256j:imageいったいいつからここに立っているのでしょうか

1人では半分も手を回せないくらいの太さでした。

さて行こうかと道の向かいを見ると何やらのぼり旗が。「渋沢平九郎の墓」と

あらま、ここだったのね。

大河でもイケメンが売りみたいに描かれてるけど、たしかにね。


f:id:Coccinella2019:20210610233303j:imageモテただろうに
f:id:Coccinella2019:20210610233341j:image

一番奥の高い所に墓石がありました。

墓石を撮影するのは気が引けたので撮ってませんが皆さんに世話されているのがわかるお墓でした。

拙者、縁もゆかりも御座いませぬが、これも何かの廻り合わせと、手を合わせて参りました。

…最後は悲しい結末なんだよなぁ。

 

f:id:Coccinella2019:20210610233647j:imageはい到着

まだ開店前のようです

手間のコンクリが駐車場兼見晴台になってます(2度目笑)


f:id:Coccinella2019:20210610233814j:image

よい眺めでした


f:id:Coccinella2019:20210610233901j:image
f:id:Coccinella2019:20210610233921j:image

平九郎茶屋があるのが顔振峠。つまり峠の茶屋ってやつですね。

かの武蔵坊弁慶がここを通りかかった折、あまりの眺望の良さに思わず振り返ったというのが由来と書いてありました。

意地の悪い吾が輩は、「弁慶でなくとも古来より人の往来があった峠であろうに、誰もが振り返って顔を向けるだろうさ、だから顔振峠(かあぶりとおげ)なんじゃ?」とか思ってみたり。

まぁ由来は根拠だし箔がつくもんね。あったほうがいい。

 

さて、こちらも早々にお暇しまして、次の目的地は奥多摩周遊道路と決めてました。

こちらは愛車購入以来もう何度も行っているお気に入りスポット。

さて平九郎茶屋から奥多摩へはと、


f:id:Coccinella2019:20210611195819j:imageおや、まぁまぁ遠いぜ。

この時8時半くらい。いつも通り昼には帰ろうと考えていたし、加えて何某かの貢ぎ物を妻に用意しなくてはならない使命もあり、周遊道路からの帰路を考えるとあまり寄れる所も少ない。

と、秩父の温泉が近いことに気が付いて予定変更。


f:id:Coccinella2019:20210611200309j:image

目指すは秩父武甲温泉

なんだすぐつくじゃん。あっでもそうなると温泉10時開店だからちょっと時間余ってしまいますなぁ。


f:id:Coccinella2019:20210611200447j:image

こっちの道クネクネしてるし、峠道っぽいし、かつて顔振峠を過ぎて旅人が進んだ道をこのまま行ってみよう。

舗装されてるみたいだし、地図も少し太めの線だし大丈夫でしょ。

 

…この時私はまだ知らなかった。

この道の先に待ち受ける絶叫と絶景を。

 

意気揚々と走っているとなんだか違和感を感じ始めてきました。

あれっ?道なんか細くなっていってないか?

しかも徐々に舗装が悪く、しかもメンテナンスされてない様子がハンドルから犇々と伝わってくる。あらっ!?ヤバくない?

舗装路の状態は更に悪くなって行くばかり。中央がヒビ割れて外側に向かって傾斜してる。

ましな道になったかと思ったら拳くらいの石落ちてる。

ガードレールは思い出したかのようにたまにあるだけ。

場所によっては即崖。

写真はありません。そんな余裕無し。

左側が崖、ガードレールなし、そんな右カーブでもしタイミング悪く対向車が来たら絶対すれ違えないよね?なんてとこもあり、ビビりまくってました。

幸い?この区間誰ともすれ違わなかった。ロードレース的サイクリング2人を追い越したのみ。それ以外誰も見てない。

いや、今まで走った道で一番恐かった。

 

でもね素晴らしく綺麗なんですよ、木漏れ日も新緑のアーチも清々しく、山の中にいるんだと実感出来て気持ちがいい。

f:id:Coccinella2019:20210612061525j:image一枚だけありました

ただそんな美しい緑に気をとられたらあっという間に崖から落ちそう…

恐怖と感動が交錯する道。

あとから調べたらちゃんとした名前あったよ

奥武蔵グリーンライン(おくむさしグリーンライン)は、埼玉県入間郡毛呂山町から秩父市に至る林道の愛称である。奥武蔵の林道ドライブコースやサイクリングロードとして人気がある。”  by Wikipedia だそうです。

 

しかしよくよく後から考えてみれば、初めての道で所々恐かったことが増幅してなんだか恐怖体験と大袈裟にインプットされてるだけなんじゃないかとも考えられる。

 

かといって、もう一度通りたいかと言われれば迷わずNOなんですけど笑

まぁそれもこれも楽しい体験でした。

 

さて、ゆっくり走ったので約1時間かけて目的の温泉へ。


f:id:Coccinella2019:20210611215538j:image開館10分前

林道で疲れた神経をほぐしてきました。

今回が2回目の訪問ですが、施設はなかなか大きくて宿泊も出来るようです。お風呂は良い意味でこじんまりした感じ。

地元のおじいがなにやら話してるのが耳に入って、~だにぃを連発しててちょっと感動。

大河と同じだぁ

 

お風呂の方はさっと出て貢ぎ物を買いにここからすぐの道の駅に向かいます。

前回も同じように道の駅によって買って帰った味噌が大変美味しかったので再度購入。

http://www.chichibu-miso.jp/

今回は味噌が旨いなら醤油も旨いはず、とお醤油も買ってみました。

 

で、ミッションも完了したのであとは高速使って帰宅。ナビでは2時間弱となってましたが、所要時間1時間20分で家につきました。

約7時間、230kmのツーリング(意外と距離いってないなぁ)。楽しかった。おわり。


f:id:Coccinella2019:20210611221458j:image

 

20,000km走ってみて、実際どう?

突然ですが、オドメーターが20,000km超えました。


f:id:Coccinella2019:20210603195304j:image

というわけで、約2年弱、20,000km走って思うところをお話しようかと思います。

 

なんか、以前にもインプレじみたこと書いた気がしますが、新しい発見もあるかもしれないので悪しからず。

 

まず総評として、私はこのオートバイと出会えて良かった。(いきなり超絶個人的感想)

一大決心をして仕事も増やして時間のやりくりして、妻の機嫌もとりつつ、体重も落として、大型免許とって、手にいれたバイク。

というバイアスが掛かっていることは否めないのですが、この話がどなたかの愛車選びやMotoGuzziの販路拡大の一助となれれば幸いです。

 

さて、吾が輩がなぜMotoGuzziを選んだのか、なぜV7Ⅲだったのか、まずはその辺の経緯からご説明いたします。

また(10年ぶりくらい)バイクに乗ると決めてから最初にするのが愛車選びでした。

当初頭に浮かんだのはやはりハーレーです。

16、17の時分雑誌を見ながらいつか乗るんだと心に誓ったから。やはり憧れです。

車種も様々。多分883かフォーティエイトかなと色々吟味しました。

しかし、なんだか自分のキャラクターと合わないように思えてきたことで、ここは一度立ち止まって自分がバイクに何を求めているのかをしっかり整理する必要があると気が付きました。

そこで、自分はバイクに何を期待し、何を求めていて、どのように付き合っていきたいのかを改めて整理してみました。

以下個条書

①走りが楽しい(これは原付でも何でもバイクならあるが折角大型とるならやはり400cc以上に乗りたい)

②体格とのバランス(がしかし、あまりに大きなバイクは体格がないと結局しんどくなるだろう)

③当然見た目(なんと言っても外せません)

④過剰に馬力はいらないけど少しのスポーツ性能と街乗りの快適性、出来たら遠出できるスペック(良いとこ取り笑)

⑤単気筒or2気筒(外せない。好みの問題です)

⑥維持にかかる費用と手間(時間もお金も沢山あればこちらは気にしないのですが)

⑦初期費用(本体価格等、やっぱり大事)

 

ざっとこんな感じ。

そうするとハーレーはやはり難しい。④⑥⑦で外れてしまうのだ。しかもカスタムの幅が宇宙。いくらあっても足りません。

 

で、思い付いたのはトライアンフ

Bonneville T100 or 120


f:id:Coccinella2019:20210606211452j:image

 

ほとんど全項目クリアだ。

ということで、じつはほぼこれにに決まっていた。(私はこの時まだMotoGuzziの存在を知らなかった)

トラディショナルな見た目に最新の装備、馬力もそこそこ、何よりその様子がいい。

価格もまぁどーせローンさ、なんとかなる。

 

国産はそもそも候補になかった。理由はハッキリ言って③と⑤。

そりゃ良いバイクだというとこは分かってますよ。車種は沢山あるし、信頼性抜群、壊れない、乗りやすい。しかし私は国産単気筒or2気筒で見た目格好良いと思えるのはかつてのYAMAHA SRのみなんです。今ならGB350。

4気筒ならあります。やっぱりCBやゼファーは若い頃好きだったし、XJR、インパルスは記憶にしっかり残ってます。ただね、4気筒なんで除外。どーもあのエンジン音と鼓動感がないのが好きになれない。

 

で、Bonnevilleを買うべく様々しらべていたら海外のとある動画を見ていてあらっ!?ってなった。シリンダーヘッドが左右に飛び出たバイクが映ってる。なんだこれ?しかもなんかカッコいい。(この時見たのはかつてのV7 Sport 1977年製と思う)

特異なエンジン形状と渋いデザイン。

これはなんだ?

調べたら全く知らないイタリアのメーカー。

日本でも売ってるのか検索するとあっさりディーラーが出てきた。

なんで今まで知らなかったのだろう?

ここから怒涛の検索ラッシュで、約2ヵ月の間に「Moto Guzzi」で検索エンジンにヒットするサイトはほぼ見た(言い過ぎ)と思う。

メーカーの歴史、かつての車種、現行車種、それぞれのスペック、カスタムパーツ。

調べれば調べるほどMotoGuzziが好きになってしまっていた。

中でもこれ
f:id:Coccinella2019:20210606221618j:image

Le Mans 850

 

全てのバランスがとれているとおもう。

なんと美しい。

 

んっ?この話前にもした…

加齢とは恐ろしいものです。同じ話何度もする…うっせぇわ笑

 

まぁこのあたりのオールドGuzziはまず玉数が少ない上にキチンと整備されていればかなりの高額。しかも維持費は相当かかる。(メカニックの知識と経験があればそこまででもないらしいのですが)

兎に角今の自分には難しい。

ならば現行車だ。

とは言っても2年前(今でも大差ない)選べるのはV7シリーズかV9か85TTくらい。自ずとV7シリーズ。その中でもV7Ⅲ carbonに一目惚れ。結局見た目じゃんか。

という吾が輩らしいと言えばらしい流れで今に至る。

 

はい、やっと本題。

で、どうだったのよ?という話。

①走りは楽しいに決まってます。

ハンドル替えて、バックステップにしてから更にいい。基本ハンドリングは素直。噂のオールドGuzziにあったという「クセ」は無くていい意味で普通のバイク。

②私168cm程度、体格はガッチリ系、しかし絶望的短足。しかし足付きは問題ない。少し一般的なシートより幅広な形状なので始めは違和感あったがすぐに慣れた。信号待ちでも片足だけならベタ付き。

車重は多分200kgいかないと思う。純正V7Ⅲの車重が206kg(燃料8割)という公称。しかし色々削ってきた(マフラーが一番貢献度高い)ので乾燥重量で言えば190kg切っているかと。

よって取り回しは至って楽だ。なんならかつての空冷4気筒400ccバイクのほうが重いのではないだろうか。

さてこの取り回しという要素。実はバイク選びで重要なポイントだと思うんです。

バイクの扱いに慣れていて、300kgだろうが難なく捌ける人ってそんなに居ないと思う。

例えば停車したままの状態からすぐに発進できることって以外と少ないし、やっぱり切り返したり、少しバックしたりという作業はかなり頻繁にある。その都度億劫だなぁと感じてしまうとやがて乗ること自体が面倒になり、折角買っても停めたまま、なんてこともあり得るのではないだろうか。

V7Ⅲ、気軽に乗れて、比較的簡単に取り回せる。非常に良いことです。

私はセパハンなので、純正ハンドルに比べれば多少気を使いますが、全く苦になりません。

③見た目…個人の主観ゆえ語る必要なし

④52馬力…現代のメジャーバイクスペックと比較すれば750ccでこのパワーはかなり非力なのかもしれないが、私には十分と感じる。

というよりこれが100psもあったら私はスピード出しすぎて事故って死ぬ。…でも楽しいんだろうなぁとは思う…

いやいや、むしろこのくらいで良い。

0-100kmだって恐らく本気出せば6、7秒でいけると思う。

まぁ雑な乗り方したら原付でもSSでも危険は同じだろう。

さて、街乗りはお手の物です。車格が小さいうえに幅もない。ハンドル角もあるので排気量にしては小回りだって問題ない。

ワインディングはさらに楽しい。バンク角はそれほど無いし、バイアスタイヤ故SSのようには乗れない(いや私ラジアル乗ったことなかった)が程良いパワーとハンドリングで気持ちよく流せる。

セパハンバックステップでも数時間程度のツーリングなら全く問題ない。純正ハンドルならなおさら疲れにくい。

さすがに泊まりとなると積載能力には不満があるだろうが、やろうと思えばサイドパニア、タンクバック、シート上に積めば結構積める。

そして高速道路の直進安定性とエンジン音は特筆すべき点がある。

6速110k/h~120k/hあたりが一番心地いい

100k/hあたりまでは2気筒独特の振動があるがそこから先は振動が徐々に収束していき、まるでレールの上をモーターで走っているかのような直進安定性を見せてくれる。

所謂ジャイロ効果である。これは縦置きエンジンならではの性質だ。

 

⑤空冷2気筒最高

そういえば、Bonnevilleなんですが、一度見に行って跨がってみるも、ちょっと大きいなぁと感じたのと、水冷のエンジン音がねぇ…なんかバイクのエンジンとは思えない音がする。あれ私は苦手なんです。

 

⑥維持費ね。これは簡単には算出出来ないんだよなぁ。乗り方と走行距離によってかなりの変動があるから。

よってここは私のバイクの場合。カスタム経費は含みません。

現在20,500km、購入より1年と9ヵ月。

燃油代は1ヵ月あたり、大体7000~1万円くらい。

オイル交換は3000km毎、2回に1回はオイルフィルター交換。現在まで6回済。工賃込でアベレージ7000~8000円/回

ギアオイル、シャフトオイルは5000km~7000km毎 3、4000円くらい(覚えてない笑)

タイヤは1回交換済 たしか12000kmくらいのとき。工賃込で4万くらい。

フロントフォークオイルも1回交換。1万くらい?

ブレーキフルードも1回。3000円くらいかな。

だいたいこんな感じかなぁ。

まぁ更に駐車場代とか、保険料とか、税金なんかもあるな。

改めて考えると結構な出費笑。

しかしこれら経費は購入前にしっかり調査して計算してるから別にびっくりはしない。というかやはりバイク、特に嗜好性が高い大型二輪に乗ろうと思ったら費用面の覚悟は必要だと思う。

とは言っても大型二輪で海外製で、と考えるとMotoGuzziはメンテナンス費用はかからない方だ。ドライブシャフトのおかげでチェーン掃除やら交換が無くて、ほとんどメンテナンスフリーと言えるし、燃費もそこそこ良い。自分である程度弄れる人なら工賃は浮く。

ひとつ難点を挙げるなら、パーツの供給速度がかなり自由。特にこの状況で更にゆっくりになっている。

よって国産メーカーの部品供給速度や修理にかかる時間に慣れていて当たり前と感じてきた人にはストレスかもしれない。

こればっかりはイタリア人なんで仕方ないと諦められる人でないと難しい。

 

最後、⑦初期費用

まぁ妥当。

終わりかよ!?

人それぞれ感覚が違うのでなんとも。

私は妥当と思っています。

安くて良いバイクなら国産に沢山選択肢はある。自分の趣味趣向を通すなら金額面は仕方ない。

 

以上長くなってしまいましたが、ざっくりな感想でした。

相変わらずまとまりのない文章です…泣

 

次回は先日行ってきたツーリングの話を。

棚田とハンドル下からの景色

ちょっと事情があってなかなか時間が取れない

しかもずっとパッとしない空模様

 

先週土曜日、仕事終わってから走ろうかどうしようか、と考えてた。

まぁ直前まで何処に行くかも、そもそも行くのか自体も決めないのが通常営業です。

 

で、朝6時ごろ、空は曇天。

いやぁ止めとこうかなぁ、という雰囲気。だが雨は降らない様子。

ずっと走れていなかったのと、以前より6月中には一度行ってみたい場所があったので意を決して千葉方面へ。

 

目的地は千葉県は鴨川市にあるという「大山千枚田

東京から一番近い棚田らしい。

私は神奈川のパッとしない中途半端な街の出身で棚田はなかったが、川沿いにはまだ水田があって、夏はおたまじゃくし、秋には田んぼの中を走ってバッタやとんぼを追いかけていた記憶がある。

田植えが5月だから、今時期は少し成長した稲を見られると思う。

真夏にもう一度。収穫前にもう一度。

計3回は行きたい。という計画。

 

6時過ぎ出発。例によって行きは下道だ。

ナビでは2時間40分程度とでている。

 

千葉方面は前回千葉市美術館に行った以来だ。途中までは同じ道のりのようだ。

前回も思ったが千葉に入ると道路の舗装状態が悪くなる。調子良く走っていると突然ガタッとくる。

サスのセッティングを固めにしているせいで結構な衝撃が…かといってフロントはこれ以上軟らかく出来ないので慣れるしかない。

 

途中トイレに寄った。


f:id:Coccinella2019:20210531085711j:image
f:id:Coccinella2019:20210531085748j:image

 

どん曇り、ここ何処?

まぁいいや。

 


f:id:Coccinella2019:20210531085829j:image

途中こんな景色が。

かわいい電車だったのでわざわざ降りて良さそうなポイント探して撮りました笑

天気良かったらもっといい写真になっただろうに…

 

そんなこんなしてたら、はい到着。9時前。




f:id:Coccinella2019:20210531085923j:image
f:id:Coccinella2019:20210531090019j:image
f:id:Coccinella2019:20210531085949j:image

素晴らしい

こんな所があるとは。私の拙い写真では全く伝わらないですが、とにかく美しい。

 


f:id:Coccinella2019:20210531090127j:image
f:id:Coccinella2019:20210531090143j:image

見晴らし台のようになっている所に何やら石が建っている、フムフム、読めば平成22

年に同時の天皇陛下がお越しになり、その折詠まれた和歌とのこと。

「刈り終へし 棚田に稲葉青く茂り あぜのなだりに 彼岸花咲く」

私にセンスなど微塵もないし、批評など畏れ多いことだが、この景色を前にするとなんとも感じ入るものがある。有難や。

 

さて感動したものの、例により長居は無用と滞在時間20分で切り上げて帰りは高速で1時間10分。速っ。高速道路というだけある。

 

いやそれより、千葉方面よりアクアラインに入る際、海上をかなり走るがこの日は丘でもかなり風があって、海の上は更に強風!凄いのなんの、車重と自重で270㎏近くある物体が100km超で走ってるのに揺られるわ、ヘルメットが横に持ってかれるわで、初めて風が恐いと感じた。

ありゃ250ccくらいで軽い車両ならもっと恐いだろうに。

トンネル入ったらめちゃくちゃ安心しました。

貴重な体験でした。

 

海も山も走ったし、洗車でもしようと翌日朝からせっせと磨いて、2時間かけてやっと綺麗になったかと思いきや、出勤の時間に雨降られて台無し。はぁ…

 

あっ!そうだ、新しい発見をしたのです。

乗り方なんですが、

カーブを曲がる際に上半身を低くして、ハンドルと目線を同じくらいに保ち、SSでサーキット走るみたいな格好(ちょっと大袈裟)にするとき、例えば左カーブなら右肘をタンクに付けて安定させてやると凄くやり易い!

逆なら左肘。

あれっ?

常識?

まぁそんなバンクしてないんですけど。

よって凄く格好悪いんだろうなぁと思えど、なんか楽しくてついね。

あまり誰もいないような所でひっそりやります笑

 

帰路の風景


f:id:Coccinella2019:20210531093451j:image

 

久しぶりに大きな動物を見ました。

人間として当たり前の感覚が少しだけ自分にもまだあるのだと気付かされました。

と、同時に十数年前、宮崎の漁船で見た芭蕉マグロの背鰭の美しさと、あの海ガメの重さを思い出して暫し感慨深く相成りまして御座います。

 

こうして都会を離れ、少しの時間でも祖先の日常に触れる機会は私にとって必要なのだと改めて感じ入る次第です。

 

そんなことも、相棒あってこそ。

車じゃ、あの牛舎の匂いはわかりません。

 

色々頑張って良かったと、思いました。

 

さぁ、私の日常はまだまだ道半ば。

今週も気張って参りましょう。