どもども
まぁ仕事柄仕方ないと諦めて、なんとか今までやってきました私の腰。
最悪に状態悪い。いたいよぉ
まず今の会社に入る前10年くらいはTHE・肉体労働だったのでご多分に漏れず椎間板ヘルニアになっておりました。
それでも手術するレベルではなく、時々痛むのをやんわりとかわしたり、騙したり、じーっとしたりしてなんとか生きてきましたが、先日、起きて洗面所にて顔を洗い、歯を磨こうとしたその時、ビキッっと左足付け根から左の腰まで激痛が走りしばらく歯ブラシを突っ込んだまま動けなくなってしまいました。
翌日医者に行き患部に痛み止めの注射を2本ほどブチこんだのですが、効かない…
それからというもの、毎日痛い。いつも痛い。ロキソニンもあまり効かずいっこうに治る気配すらない。
いやはや困った
何がってバイク乗れないじゃんよ
…っと思いきや何故か全く分からないのですがバイク乗ってる時はあまり痛くない。なんで?巷で噂のセパハン腰痛に何故ならない?というより始めはセパハンのせいなのか?と疑ったくらいなのに。
不思議と運転中は痛くない。降りれば痛いんですけど。えっみんなそうか?
まぁとは言っても立ってても椅子に座ってても、ひどい時は寝てても痛いので全く何もする気が起きなくてただゴロゴロ過ごすだけの連休でした。情けない。
連休といっても2日しかなかったんですが。
痛みのレベルは前回(5年程前)の比ではないものの、持続性という意味では今回が一番しつこい。
体の要とは正に字の如く、腰痛って本当辛い。
てな愚痴ばっか言ってても仕方ないので先日読んだ本で個人的に面白かった書籍をご紹介いたします。
唐突になんだ?という題名なんですが、いや題名通りの内容なんで、土偶とか縄文時代とかに興味の無い方には全くオススメしません。どうぞこんなマニアックなブログは閉じてWebikeでニューパーツなんぞ探索してくださいな笑。
さて、ちょっと面白そうかもなんて思ってしまった変態のあなた、読むか読まないかはあなた次第ですので、拙い書評にお付き合いください。
まず、題名ですよね。っていうか埴輪じゃなくて?というより縄文土器とかの類いだよね?
そうなんです、あえて分類すれば縄文時代に土や粘土を形成し焼いたもの(縄文土器)、の中の土偶というジャンル。
縄文土器というとまず始めに思い浮かぶのはこれ
っぽいやつ。
はい、こういうのが正しく土器。しかしこういった土器は用途がある程度推測なり検証なりが出来ています。まぁ大雑把に言ってなんか入れるんでしょうよ。あとは火にかけたり。
木の実とか水とかさ。入れる器ってやっばり必要だものね。
かたや同じ時代に同じような材料で作られたこちらは何の為に必要だったの?
入れ物ではないね。まぁパッとみて人なんだろうなぁとは思う。じゃこっちは?
人っちゃぁ人かもしれんが、顔おかしいよね。宇宙人か?
いや、何かを擬人化してる?
或いはユルキャラ?
いずれにしても何の為に作ったのよ?
って思いませんか?
いきなり話逸れますが私、大学時代に文化人類学の授業を履修してました。なんとなく興味があったから。
一口に文化人類学といっても様々な種類があるのですが、あえて鞣して言えば、
我々ホモサピエンスがどのように地球上に出現し、移り住んで行ったのか、それぞれの時代それぞれの場所で如何にして人類は環境に適応し、今現在の姿になり得たのか、またそこにはどんなドラマがあったのか、そこに生きた人達は何を見て、何を大事にし、何を感じて生きたのか、を探求する学問。となるのかな。
まぁ私なんぞは齧った?いや舐めた、いやかすった程度の人間なので偉そうなこと言えた義理じゃございません。
ただそれでも、生涯興味の対象となる学問なんです。
でね、何が言いたいのかというと、縄文時代って超絶ロマンがあるんです。
江戸時代265年、平安は400年弱、弥生だって1400年
かたや縄文時代はざっと1万2千年
桁が違う。
しかも文字の無い時代故に確固たる区分も歴史的事実も出来事も事件も人々の暮らしも、検証出来ない。
しかし、土器などから年代測定は可能。つまり確かに日本のあちらこちらに1万年間確かにあった文化に生きていた人達がいた。それは事実。
でも詳しいことはわかりません。
ってめちゃくちゃロマンと感じてしまうのです。
まぁこんな人間なのでこの本読もうと思ったんでしょうけど。
話を戻します。
ネタバレになるので内容は書きませんが、
あーなるほどねぇ、そういう視点もアリなのかなぁ。みたいな話でした。
何が面白かったかというと筆者の熱量。
ちょっと熱に浮かされてる感が否めないのですが、「自分が今まで誰も無し得なかった大発見をしたんだー!」という興奮冷めやらぬ雰囲気で話は進んでいきます。
私は全くの素人なので楽しく読めましたが、その道の専門家やマニアからは突っ込まれるかもね笑
いづれにしても目を引く題名と、特異な発想、そして半ば宗教っぽい熱量は、こういった類い(いかにも考古学者の先生が至極冷静に客観的事実に基づき、理路整然と書かれた専門書)の本が持つ退屈さと比べるとカジュアルに読めたことと、普段現代社会に生きる私たちに、祖先の純朴な暮らしとそこに生きた人々へ思いを馳せるよい機会を与えてくれるという部分が非常に良かったかと思います。
筆者が文化人類学者だというのも個人的には受け入れやすかったのかもしれません。
余談ですが、腰痛で病院に行き連休前だったので2時間程待たされた際にほとんど読める内容でした。
全然書評になってませんね(苦笑)
まぁご興味ある方はどうぞ。
はやくどっかいきたいなー